華やかなる闘魚 ベタ
こんにちは。OTTOです。
妻が日本一時帰国中により私が投稿させて頂きます。
今回は私たちの家の癒しマスコットであるベタのノムさんを紹介します。
ベタはタイ原産の魚としても有名で、タイ語ではプラカット(プラ:魚、カット:噛む)と呼ばれ、闘魚として賭けの対象にしたり、観賞用として実に多様な姿のベタが品種改良によって生み出されています。
ノムさんはコンケン大学のベタショップで出会ったホワイトハーフムーンと呼ばれる種類のベタで、その美しさに、私と妻は一目惚れし、連れて帰ることとなりました。
なぜ名前がノムさんかというとノムはタイ語でミルクを意味し、その真っ白な姿にタイらしい名前をということで名づけられました。
がしかし、ノムさんを飼い始めて2ヶ月が経つと次第に・・・
赤みが出てきました笑 きっと、親から受け継いだ眠れる赤のDNAが目覚めたのでしょう。もはやミルクの面影はなく、ヨーゴさんに改名しようかという話もありましたが、これはこれで良い!
さて、ノムさんの毎日の日課にフレアリングというものがあります。
フレアリングとはベタの威嚇行動の事で、同じオスを見つけるとたちまちエラを出し、ヒレを広げて、自分がいかに強いかをアピールします。
普段デレっとしているヒレを全開にするため、ベタが最も美しい瞬間はこのフレアリングの時ともいえるでしょう。ベタのコンテストなどではこのフレアリング時のヒレの広がり方や美しさが評価を左右します。
フレアリングをしないと力が弱って、ヒレがくっついてしまうこともあるので、毎日男を磨くためトレーニングをするわけです。
ノムさんに鏡を見せると、鏡に映った自分に対し「なんだてめーは」とフレアリングを開始します。
エラを広げ、顔の大きさを大きくみせます。本人は超真剣なのですが四角くなった顔がちょっと面白くて笑えます。
あがるボルテージと共にヒレを全開! ハーフムーンの名の通り尾びれが半円状に広がり、迫力満点。少しメタリックな表面とカーネーションのようなヒレがとても美しいです。
フレアリングをした後は餌をあげる決まりのため、水面で餌を待ち構えています。
正面から見るとコワモテですが人懐っこく愛嬌があり、とても癒されます。
美しく愛らしいベタの魅力が伝わりましたでしょうか。
ベタは自分で空中から酸素を取り込める魚で、水替えをしっかりすればポンプなどの設備無しで簡単に飼育することができます。最近では日本でも色々な種類のベタが売られているので興味がある方は是非店頭に足を運んでみてください。