願いを込めて...~ウドンタニのロイクラトーン~
11月の満月の夜に、タイでは「ロイクラトーン」という祭りが催されます。
バナナの葉などで作った灯籠(クラトーン)を川に流したり、紙でできた小さな熱気球(コムローイ)を夜空にあげたります。タイで最も美しい祭りのひとつであり、私が最も楽しみにしていたイベントでもあります。
そのロイクラトーンが11月17日にありました。
自宅のある村でもロイクラトーンしてるそうですが、ウドンタニの街ではかなり盛り上がると聞き、車で50分かけて行ってきましたのでそのもようをお届け!
6時には暗くなる近頃のウドンタニ。
街の中からコムローイがぽつりぽつりと上がり始めています。
街の中心の公園へ行ってみました。
おぉ!やってるやってる~!
この紙でできた小さな熱気球がコムローイです。
なんと燃料は、油や蝋に浸したトイレットペーパーの輪切りだそうです(バウムクーヘンみたいになってました)。
燃料に火を点けて、袋の中の空気を暖めて飛ばすのですが、これがなかなか難しそうなんです。
上がりきれずに川に落ちてしまったり、紙に火が燃え移ってしまったり。
毎年やってるであろうタイ人も、苦戦しておりました。
賑やかな場所には沢山の屋台と人。
屋台では色々なクラトーン(灯籠)が売られています。蝋燭とお線香に火を灯し、川に流します。
私は黄色をチョイス。
コムローイにも色々な柄がありました。
ふと見上げると、夜空に輝く沢山のコムローイ。とても幻想的です。
家族、友達、恋人同士…どんな願いをこめてコムローイを上げているのでしょうか。
とてもロマンチックなお祭り、ロイクラトーンでした。
また来年もリポートできたらいいな☆